メルロー
フランス、ボルドー原産の黒葡萄。保水性の良い粘土質の土壌を好み、サンテミリオン地区やポムロール地区の重要品種。世界的にも有名なカベルネ・ソーヴィニョンより粒が大きく果皮が薄いのでタンニンの含有量も少なく、熟成が早い。ワインはボリューム感と凝縮した果実味があり、カシスやブルーベリーなどのアロマが主体である。熟成するとプルーンや皮革のようなブーケが感じられる。世界中で栽培されているが、カベルネ・ソーヴィニョンより寒さに強い為、日本でも標高の高い比較的冷涼な地域で良質なワインを生み出している。塩尻の桔梗が原地区が日本では最も有名な産地。いにしぇの里がある北小野地区でも、収穫を霜の降りるギリギリまで引っ張り、種までしっかりと熟すまで我慢出来れば良質なワインが出来ることが少しづつ見えてきている。
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