いにしぇの里物語り 第2話

いにしぇの里物語り
BrasserieのでVin
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アクション

とにかく葡萄栽培をしてみよう!!と思い立ったはいいけれど、苗木は何処で手に入れるの?育て方はどうやるの?全てが分からない・・。どうしたものかと考える。あっそうだ、果樹といえばJA、JAと言えば村山君。高校の同級生で、JAに勤めながら実家の畑で葡萄、りんご、桃など自分で育てている果樹のスペシャリストがいたではないか!即電話をかけて聞いてみる。

私「葡萄の苗木が欲しいんだけど?」

村山君「何本欲しいの?」

私「ん~、ピノ・ノワールを300本位」

村山君「・・分かった頼んでみるよ」

早っ!?それだけ?どうしたらいいものかと悩んでいたのがアホらしい・・自分の知らない事は知ってる人に聞けばいい、当たり前の事を今更ながら再認識。その時、村山君から塩尻の葡萄栽培に対する補助金の事なども色々とレクチャーしてもらいました。葡萄栽培、ワイン醸造の盛んな塩尻は補助金の制度もしっかりしていて、申請すれば苗木には1/2、垣根などの資材には2/3の補助が出るという。更にハードルは結構高いけど新規就農者に対する補助金もあるなど、この産業を守り増やしていこうという気概が感じられました。早速この苗木補助の制度を使わせてもらいながら、来春に届くというピノ・ノワールの苗木を注文して、一安心。これで葡萄が植えられる、もしかしたら自分のワインも・・などと妄想しつつ、その時はわくわく。・・・これから訪れる厳しい現実を全く想像すらしていませんでした・・。

地元に帰郷し、ワイナリーでのアルバイトやお手伝いをさせてもらいながら、お金も無いのに、久しぶりに再会した地元の悪友と、毎晩のように塩尻や松本に繰り出し飲み歩きました。そんな中、あれっ?!そういえばこれだけワインで有名な街なのに、ワインが飲める店があまりにも少ないのではないか?というより無いに等しい、ふっとそんな事を思いました。塩尻ワインを置いてある居酒屋やスナックは勿論ありましたが、私が衝撃を受けたような、樽熟成させ濃厚で複雑な香りのする塩尻ワインは、どこの店に行ってもお目にかかれませんでした。そうだ、ワインバーを作ろう!!その思い付きは後々、塩尻の飲食店が塩尻ワインを置かない理由を思い知る事に。

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