Kerner

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ケルナー

ケルナー

Kerner(ケルナー)はドイツのヴュルテンベルク地方原産で、黒葡萄のTrollinger(トロリンガー)と白葡萄のRiesling(リースリング)の交配によって生まれた白葡萄のワイン用品種です。詩人ユスティヌス・ケルナーの名前に因んでつけられました。

ドイツでも、ラインヘッセン地方やファルツ地方、モーゼル地方そして生まれ故郷のヴュルテンベルク地方において栽培が盛んである。その他、オーストリアやスイス、イタリアのトレンティーノ=アルト・アディジェなどでも栽培されている。保水量の多い地域から比較的乾燥した土地でも栽培が可能で、氷点下10℃前後まで耐えられる耐寒性もあり芽吹きも遅い為、遅霜の影響を受けづらく日本では北海道、長野県で栽培が盛んである。

リースリングより早熟で比較的糖度も上がりやすく、甘口のタイプからすっきりとした辛口のタイプまで、様々なワインが作られている。アロマティックで、優しい酸があり白桃や洋ナシなどのフルーツ香や仄かにマスカットの香りがある。冷涼な地域のワインはミント、ライムなどのハーブや柑橘系の香りを感じることも。

これらの特徴がある為、850m近い標高にある塩尻市北小野のいにしぇの里葡萄酒では、ケルナーに可能性を感じており、少しづつ栽培面積を増やしている。ケルナー単独よりは、リースリングやゲヴェルツトラミネールとアサンブラージュさせて、複雑さやボリューム感を引き出したアロマティックな白ワインを目指している。

ケルナー

 

 

 

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