ワイン

いにしぇの里シリーズ

スタンダードとなる「冬春夏秋シリーズ」

冬の剪定に始まり、春の芽吹き、旺盛な夏を経て、秋の実りに通ず。

「冬」1,000円台「春」2,000円台「夏」3,000円台「秋」4,000円以上。

出来上がったワインを何度もテイスティングし、自分達が納得出来れば上のカテゴリーに上げていき、納得出来ない年は下のクラスに落とします。コストに対するパフォーマンスを最重要と考えております。

「冬春夏秋シリーズ」の上部に「南光芽雅邦美奈花famille series(家族シリーズ)」

を設け、気候が最高に良い年で醸造においても納得のいく出来栄えの時のみ、家族の名前を冠してリリース出来ればと考えております。

メルロー&カベルネ・フラン「邦」2018 Cuvee Kuniko ~キュベ・クニコ~ (2021年6月リリース)今後も最良の年にリリース出来るよう精進して参ります。

 

人と人を結び、人と自然を結び、食とワインを結び、地方と都市を結び、親と子の絆を結び、人生を結ぶ。自分の代では辿りつけないかもしれませんが、一生に一度これ以上ないというワインが出来た時には・・それはピノ・ノワールでありたい。

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2023

Rose  「春」(はまかんざし) 2023 Mr.r-0005(4月リリース予定)

6月から猛暑が続き、9~10月の雨もとても少なく葡萄にとってはとても良い年でした。前半から良く熟し、9/18~9/21日の4日間で収穫した早摘みロゼ用メルローも、色付きが良く糖度も20度、酸も適度に残る状態でした。除梗破砕後すぐに搾汁し、乾燥酵母にて発酵、MLF後、古樽にて5か月間熟成させました。

綺麗なピンク色、紅玉リンゴやアセロラのような甘酸っぱい香り、穏やかな酸味と甘やかな味わい。晩春から初夏に、少し冷やし気味でぐびぐび飲みたくなる辛口ロゼワインとなりました。

古樽にて5か月熟成、メルロー100%。モッツァレラとトマトのサラダや冷やしトマトオリーブオイルなどが食べたくなります。生産本数:

 

Niagara「冬」 ほのな 2023   Na-0105

ナイアガラ3姉弟の次女。着物がぴったりの和風美人。甘え上手で気立てが良く、誰からも好かれる人気者。

果樹栽培家・川上真潔氏の育てた葡萄を使用。2023年は前半から猛暑が続き、梅雨時期も梅雨明け後も好天で葡萄にとってはとても良い年でした。ナイアガラも良く熟し糖度は過去最高でした。低温(12℃位)で発酵させ、ナイアガラの華やかな香りを引き出し、発酵中に香る洋梨の甘やかな香りも感じられます。酸味は穏やかで甘味をより強く感じられる甘口白ワインとなりました。ワインをあまり飲みなれない方でも楽しんで頂けると思います。山賊焼きなど揚げ物やにんにくを使った料理と相性が良いと思います。生産本数:810本

 

Dry Niagara「冬」  キリイ  2023 HNa-01205

ナイアガラ3姉弟の長女。端正な顔立ち、曲がった事が大嫌いな真面目で凛とした性格。

果樹栽培家・小松孔明氏と川上真潔氏のやや早摘ナイアガラを使用。2023年は6月からとても暑く、梅雨時期も雨が少なく、ここ数年果樹栽培家を悩ませていた梅雨明けの天候も素晴らしく、葡萄にとっては最高の年となりました。ナイアガラも熟すのが早かったのですが、酸を落ち着かせたかったので、昨年比2日早い収穫としました。低温(12℃位)で発酵させ、ナイアガラの華やかな香りと柑橘系、甘酸っぱいリンゴの香りに、爽やかな酸味を感じる辛口白ワインとなりました。

お寿司や刺身など、和食料理と相性が良いと思います。生産本数:560本

 

2022

Pinot Noir 「秋」思考迷路 2022   PN-0004(4月リリース予定)

前半の天候は優れませんでしたが、後半なんとか持ち直し、10月1日~4日の4日間かけて収穫したピノ・ノワールは良く熟し、内部破裂などからの病果も殆どない綺麗な葡萄を収穫する事が出来ました。複雑さを引き出すために、2020年は全房発酵を行い、2021年は3割全房、7割除梗にて発酵を行いましたが、梗を入れる事で複雑さや旨味が増す一方、果実味が物足りないと感じ、2022年は100%除梗をし、8日間低温浸漬(6℃)後に、乾燥酵母で発酵させました。その結果赤みの強い色合いとフランボワーズなど赤系果実の香りに、旨味と柔らかい渋み、余韻の長い辛口赤ワインとなりました。2020年と飲み比べると、対照的でとても面白いです。

古樽にて1年間熟成。ピノ・ノワール100%。鴨肉、鶏肉などの煮込み料理と相性が良いと思います。生産本数:450本

 

 

Riesling「秋」atrium  アトリウム 2022 Ri-0004(4月リリース予定)

リースリングは弊店でも一番遅い収穫になる品種で、例年は11月に入ってから収穫しておりましたが、2022年は10月20日に霜が降りてしまい、1週間ほど早い10/28~10/30の3日間で収穫しました。昨年同様、今年も貴腐葡萄は殆どありませんでしたが、酸の残る綺麗な葡萄を収穫する事が出来ました。

除梗破砕後、2日間の低温浸漬を経て搾汁、乾燥酵母にて低温(17℃位)で約3週間発酵しました。その後MLFを行い、古樽とステンレス樽(50%:50%)で1年間熟成させました。リースリング100%。

白い花や柑橘系の香りに、スッキリした酸味と甘やかな味わいの辛口白ワインとなっております。魚介のアクアパッツァやあさりの白ワイン蒸しなどと相性が良いと思います。生産本数:560本

 

Merlot  「春」early  frost アーリーフロスト 2022 MrCF-0004(4月リリース予定)

2022年は、梅雨明け後7月~8月の天候が優れず、なかなか糖度が上がらなかったうえに、例年は11月初旬にくる初霜が、ここ数年では一番早い10月20日に降りてしまい、翌日には葡萄の葉が全て落ちてしまいました。大慌てでSNSにて収穫をお願いし、皆様の助けで何とか2日間で収穫をすることが出来ました。(収穫に来て頂いた皆様本当に助かりました、ありがとうございました)糖度は22度を超えましたが酸が落ちず、最終的には完熟に至りませんでした。葡萄自体は病果もなく、とてもいい状態で収穫できたので、乾燥酵母を使用し優しい抽出を行い、綺麗に醸造しました。

カシスや甘酸っぱいブルーベリーの果実香に、樽由来の香ばしい香り、しっかりした酸と樽由来の香ばしさを感じる辛口赤ワインとなりました。

樽熟1年(新樽比率:10%)メルロー96%、カベルネ・フラン4%。豚肉の生姜焼きや鳥の照り焼きなどと相性が良いと思います。生産本数:659本

 

 

「北小野ブラン.土」2022 KrGe.Ri-0004

昨年、黒とう病に見舞われ全滅しかけたケルナーが、何とか頑張ってくれて復活してきました。早熟系の品種にはなかなか厳しい年で、梅雨明け後の天候が優れず冷や冷やしましたが、病果も少なく糖度も22度近くまで持ち直してくれました。ゲヴュルツトラミネールは病果は殆ど見られないのですが樹勢が強く、樹ばかりが大きくなってしまい、小さい実しか育ちません・・個々の品質はとても良く品種特性を表現してくれますが、生産量がなかなか上がらないのが玉に瑕。

2022年は、ケルナーとゲヴュの8割を古樽にて10か月熟成させました。樽香を付けるということではなく、緩やかな酸化熟成を試みた感じです。そこにリースリングの酸と厚みを追加して北小野ブランとなりました。

ケルナー69%、ゲヴュルツトラミネール24%、リースリング7%のアサンブラージュとなっております。ライチやバラのような華やかな香りに、少し厚みが足りませんがスッキリ甘やかで後味に若干の苦みを感じる辛口白ワインです。魚介系エスニック料理と相性が良いです。生産本数:384本

 

Black Queen「B.BQ」2022 BQ-0204pro 

「信州塩尻コマツファーム」果樹栽培家・小松孔明氏の作る、高品質なブラッククイーンを100%使用。22年は収穫を10月24日まで引っ張ったことで、糖度23度を超え干しブドウのような房もありましたが、それでも品種特性の酸は非常に高かったです。無補糖で乾燥酵母により発酵、MLF後に8ヶ月熟成させました。タンニンは穏やかで酸味と熟した果実を感じます。

ブラックベリーやドライプルーンの甘い果実の香りに、キリっと引き締まった酸を感じる辛口赤ワインとなりました。半分をマスカット・ベーリーAとアサンブラージュしたため、ブラッククイーン単体の生産本数は少なくなっています。外でのバーベキューで色んなお肉と共に飲みたいワインです。生産本数:141本

 

Muscat Bailey A&Black Q「春」 Rastirious 2022 MBA.Q-0204

「信州塩尻コマツファーム」果樹栽培家・小松孔明氏の作る、高品質なマスカット・ベーリーAブラッククイーンをアサンブラージュしました。マスカット・ベーリーAは自然発酵させ、MLF(乳酸発酵)後、7ヶ月熟成。その後ブラッククイーンとブレンドし無濾過、無清澄にて瓶詰を行ないました。

黒系果実と香ばしい甘やかな香り、優しい酸味と渋みのある辛口赤ワインとなっております。甘辛タレの焼き鳥やうなぎの蒲焼などと相性が良いように思います。    生産本数:1,044本

 

Rose  「春」スモークツリー 2022 Mr.PN-0004

2022年のロゼは早摘メルロー(9/19収穫)とピノ・ノワール(10/4収穫)をブレンドしました。ピノ・ノワールは色付きが悪く赤色の目立つものを分け、搾汁してロゼワインに回しました。メルローの酸が高かったためMLF(乳酸発酵)を行い、ピノとブレンドして古樽にて5か月熟成させました。

これまでのロゼは、マスカット・ベーリーAが入っていたため、綿あめのような甘い香りがありましたが、今年はりんごや赤い果実の甘酸っぱい香りと、淡いサーモンピンク色の爽やかな酸味を感じる春らしい辛口ロゼワインとなりました。

北小野産メルロー80%、ピノ・ノワール20%。鶏のささ身や胸肉のサラダに擦りおろしリンゴのドレッシングなどいかがでしょうか?生産本数:370本

 

Niagara「冬」 ほのな 2022   Na-00104

ナイアガラ3姉弟の次女。着物がぴったりの和風美人。甘え上手で気立てが良く、誰からも好かれる人気者。

果樹栽培家・川上真潔氏の育てた葡萄といにしぇの里自園葡萄使用。2022年も梅雨明け後の7月上旬~9月まで雨が多く、日照不足なども重なりナイアガラはなかなか糖度が上がりませんでした。更に、昨年に比べ両畑ともに収穫量が激減した為、今年はいにしぇの里のナイアガラも「ほのか」として使用する事にしました。低温(12℃位)で発酵させ、ナイアガラの華やかな香りを引き出しました。仄かな甘みと優しい酸味の効いた、ワインを飲みなれない方でも飲みやすい、やや甘口白ワインとなりました。生産本数:735本

Extra Dry Niagara「冬」  キリイ  2022 HNa-001204

ナイアガラ3姉弟の長女。端正な顔立ち、曲がった事が大嫌いな真面目で凛とした性格。

果樹栽培家・小松孔明氏と川上真潔氏、いにしぇの里のナイアガラを使用。2022年は3畑ともに収穫量が激減しまして、3カ所の早摘ナイアガラをブレンドする事になりました。早摘みする事で、特有の香りを抑え、低温発酵により華やかな香りを引き出しました。収穫量の減少に関しては、昨年比較的豊作だったことも影響しているかなと考えています。2022年は7~9月まで雨が多く、日照不足で酸がなかなか落ちませんでした。その為少し収穫時期を延ばし酸を落ち着かせてから収穫し、昨年よりも飲みいやすくなっております。熟していない爽やかなパイナップルやりんごの香りのする辛口白ワインとなりました。

お寿司や刺身など、和食料理と相性が良いと思います。生産本数:402本

 

2021

Merlot & Cabernet Franc  「秋」矛と盾 2021 MrCF-0003

2021年10/24、コロナが少しづつ落ち着いてきたこともあり、2年ぶりにお客様にお越し頂き収穫祭を開催することができ、とても良い天気の中収穫して頂きました。そのメルローとその後1週間引っ張り10/31に収穫したメルロー、そしてカベルネ・フランをアサンブラージュしました。

前半梅雨明けの天候が優れず心配しましたが、後半は天候に恵まれ、糖度、熟度共にとても良い状態で収穫することが出来ました。糖度が23度近く、病果が全くなかったため、無補糖で自然発酵させ、フレンチオーク樽(新樽比率50%)にて12ヶ月熟成させました。1年間の瓶熟成を経てのリリースとなります。北小野地区産メルロー86%、カベルネ・フラン14%

ブラックベリーなど黒果実とベイリーフのような香草に樽の香ばしい香り、しっかり目のタンニンと甘やかな味わいの、口当たりやのど越しの優しい辛口赤ワインとなりました。牛肉のロティや赤身肉のステーキ(レア)等が食べたくなります。生産本数:590本

 

Chardonnay「夏」Individualインディヴィジュアル 2021 Ch-0003

2021年は梅雨明け後の天候は優れませんでしたが、収穫を10月15日まで引っ張れたことで良く熟し、とても良い葡萄を収穫することが出来ました。20年に引き続き赤仕込み(皮と種も一緒に発酵)をし、シャルドネの全てを抽出しました。自然発酵後、MLF(乳酸発酵)、12ヶ月樽熟成(新樽比率50%)させ、10ヶ月の瓶熟を経てのリリースとなります。

焼きりんごやドライフルーツなど果実に香ばしい樽香、甘酸っぱさと渋み、旨味を感じる辛口ワインとなりました。白ワインのように冷やすと渋味が際立ちますので、赤ワインと同じくらいの温度帯(15~18℃)がちょうど良いと感じます。

北小野地区産シャルドネ100%。鮮魚のムニエルや甲殻類の旨味溢れる料理と相性が良いと思います。生産本数:697本

Riesling「夏」Autumnalisオータムナリス 2021 Ri-0003

2020年に比べ、黄緑色の葡萄が多く完熟とまではいかないまでも、後半の好天もあり良い状態で収穫することが出来ました。この年は貴腐葡萄はほとんど見られませんでした。収穫を11/3まで引っ張れたのはやはり、この葡萄の特徴である酸がしっかり残るためだと思います。

低温浸漬はせず、搾汁後速やかに酵母添加、MLF後にステンレスタンクで10か月、半年間瓶内で熟成させてのリリースです。

すずらん等の白い花や柑橘系の香りに、穏やかな酸と八朔のような甘苦い味わいの辛口白ワインとなりました。Acis autumnalis(アキス・オータムナリス)和名:秋咲鈴蘭水仙

北小野産リースリング100%。スモークサーモンに柑橘系のドレッシング、ディル等の香草を少量。

生産本数:268本

 

Pinot Noir 「夏」ツキノヒカリ 2021   PN-0003

梅雨明けの天候が優れず、8月までは心配な天気でしたが、ピノ・ノワールは摘粒を行い内部破裂を防げたことで、9月からの好天も手伝って病果も殆どありませんでした。良く熟した葡萄から10/3~10日の1週間かけて収穫を行うことが出来ました。

昨年2020年は全房発酵に挑戦しました。予想通りに複雑な香りは出せたと思いますが、果実感が物足りないと感じたため、2021年は3割全房にて自然発酵、フレンチオークの古樽にて1年間熟成させました。

オレンジピール、甘草のような薬草系、茸や節系の複雑な香り、口当たりは優しく甘やかな味わい、後味にやや苦みを感じる辛口赤ワインとなりました。

北小野産ピノ・ノワール100%。かつおのたたきに茗荷の苦みとトマトの酸味を添えたものなどいかがでしょうか?生産本数:297本

 

Merlot  「夏」ひさかた 2021 Mr-0003

2021年は、コロナが少しづつ落ち着いてきたこともあり、2年ぶりにお客様にお越し頂き収穫祭を開催することができ、とても良い天気の中収穫して頂きました。

前半梅雨明けの天候が優れず心配しましたが、後半9月からは好天に恵まれ、糖度、熟度共にとても良い状態で収穫することが出来ました。糖度が23度近く、病果が全くなかったため、無補糖で自然発酵させ、フレンチオーク古樽にて1年間熟成させました。

ブラックベリーなど果実と樽の香ばしい香り、しっかりしたタンニンと酸がありますが、口当たりやのど越しの優しい辛口の赤ワインとなりました。

北小野産メルロー100%。牛、豚、鶏の炭火で焼いた焼肉を頬張りたくなる味わいです(笑)

生産本数:569本

 

「北小野ブラン.土」2021 RiKr.G-0003pro

2021年初収穫の北小野産、Gewurztraminer(ゲヴュルツトラミネール)とケルナー、リースリングをアサンブラージュしました。ゲヴュルツ単体だと強烈なジンジャーや香水の香りがあるため、ケルナーの華やかさとリースリングの酸を加え、全体のバランスを重視しました。今回、プロトタイプとしてのリリースとなります。

バラやライチの甘い香りに、心地よい酸味、仄かにジンジャーなどのスパイスと果実味を感じ、口中に残る余韻の長い辛口白ワインとなりました。

自園のリースリング39%ケルナー32%ゲヴュルツトラミネール29%。ステンレスタンク熟成。

スパイスの効いたエスニック料理や、ハーブを使った魚介サラダなどと相性が良いと思います。  生産本数:240本

 

Black Queen「Possibility」2021 BQ-0203pro

「信州塩尻コマツファーム」果樹栽培家・小松孔明氏の作る、高品質なブラッククイーンを100%使用。いにしぇの里葡萄酒では初めて醸す品種、プロトタイプとしてリリースです。糖度が22度を超えるほど高くなりますが反面、収穫を遅くしても強烈な酸を有している品種で、このバランスを取ることに苦戦しました。

初醸造では、糖度が高いので無補糖で自然発酵させました。1年間熟成させ、酸を落ち着かせましたが、まだまだしっかりした酸味とタンニン(渋み)があり、濃紫色で長期熟成にも十分耐えられるポテンシャルを感じます。

ブラックベリーなど黒系果実の甘い香りに、カカオやキャラメル、土っぽさがあり、酸味と渋み、果実味を感じる辛口赤ワインとなっております。コクのある黒酢の酢豚や、トマトを使ったボロネーゼパスタなど少し酸味の効いた料理と相性が良いように思います。    生産本数:156本

 

Shiojiri pourpre「春」斗酒比鄰を聚む  2021   Mr.MBA-00203

2021年は、コロナが少し落ち着いてきたため2年ぶりに収穫祭を開催し、お客様に収穫して頂いた自園のメルローと「信州塩尻コマツファーム」小松孔明さんの栽培したマスカット・ベーリーAをアサンブラージュしました。

前半は雨が多かったですが、9月から好天に恵まれメルローは糖度23度近くまで上がり、とても良い状態で高品質な葡萄を収穫する事が出来ました。無補糖で自然発酵、1年間アメリカンオークの古樽で熟成させました。

カシスやブラックベリー、仄かにスパイスの香り、果実味としっかり目のタンニンがありますが、口当たりが優しく、喉に引っ掛かりがなくスルスル飲める辛口赤ワインとなっております。

メルロー88%、マスカット・ベーリーA12%。

焼肉や肉料理全般、甘辛い味わいの料理と相性が良いと思います。生産本数:285本

 

Domaine Niagara「冬」樽熟ナイア シンア 2021 D.Na-0003

ナイアガラ3姉弟の末っ子長男。やんちゃでわがまま、姉の言う事を聞かず我が道を行くタイプ。微かに覗かせるスケール感に両親は期待している。

塩尻市北小野産、自園ナイアガラ100%。赤仕込み(皮と種を一緒に発酵)のオレンジワイン。自然発酵、酸化防止剤は瓶詰前に少量のみです。2021年は発酵後1か月間、新樽に入れ、その後古樽にて8か月樽熟成を行いました。ナイアガラの甘い香り、仄かに樽香を感じる飲み応えのある辛口白ワインに仕上がりました。

自園ナイアガラ100%、フレンチオーク新樽(1か月)その後古樽(8ヶ月)熟成。

鮭の包み焼、少しくせと苦みがあるので、スパイスの効いた東南アジア料理などと相性が良いと思います。生産本数:761本(375mlハーフボトル)

 

Muscat Bailey A「春」 Narrative ナラティブ 2021 MBA-0203

「信州塩尻コマツファーム」果樹栽培家・小松孔明氏の作る、高品質なマスカット・ベーリーAを100%使用。今年は選抜酵母で10日間発酵させ、MLF(乳酸発酵)後、新樽と古樽、ステンレスタンクで3ヶ月熟成させました。味わいを追求し無濾過、無清澄の為、やや濁りがあります。

黒系果実に甘やかな香り、優しい酸味と渋みのある辛口赤ワインとなっております。甘辛タレの焼き鳥やうなぎの蒲焼などと相性が良いように思います。    生産本数709本

 

 

Rose  「春」 れんげそう 2021 MrA.BQ-00203

2021年のロゼは、やや早摘みの自園メルロー(9/30収穫)と小松氏栽培のマスカット・ベーリーA、ブラッククイーンをアサンブラージュしました。初めて古樽にて樽発酵を行い、そのままMLF(乳酸発酵)、4ヶ月の樽熟成をしました。

樽のニュアンスはほぼ無く、アセロラや酸味の強い紅玉のようなりんごの香りに、しっかり目の酸と果実味を感じるバランスの良い辛口ロゼワインとなりました。 メルロー(65%)マスカット・ベーリーA(22%)ブラッククイーン(13%)

ラタトゥイユやフレッシュトマトを入れたミネストローネ等と相性が良いように思います。生産本数287本

 

 

Niagara「冬」ほのか  2021   Na-0103

ナイアガラ3姉弟の次女。着物がぴったりの和風美人。甘え上手で気立てが良く、誰からも好かれる人気者。

果樹栽培家・川上真潔氏の育てた葡萄を使用。2021年は梅雨明け後の7月下旬~8月中旬まで雨が多く、日照不足もあり早熟系のナイアガラはなかなか糖度が上がらず、酸が落ちませんでした。今年の「ほのか」は、酸味のしっかりしたやや甘口白ワインとなりました。ワインを飲みなれない方でも、すっきり飲みやすい仕上がりです。生産本数894本

にんにくを使った料理や、中華料理、エスニック料理などと相性が良いです。

 

 

Extra Dry Niagara「冬」キリリ  2021  HNa-0203

ナイアガラ3姉弟の長女。端正な顔立ち、曲がった事が大嫌いな真面目で凛とした性格。

果樹栽培家・小松孔明氏の育てた葡萄を100%使用。早摘みする事でナイアガラ特有の香りを抑え、低温発酵により華やかな香りを引き出しました。2021年は7~8月上旬まで雨が多く、日照不足で糖度が上がらず、酸がなかなか落ちませんでした。ナイアガラにとっては、なかなか厳しい年でした・・。熟していない爽やかなパイナップル、りんごや柑橘系の香りに、酸味のはっきりした辛口白ワインとなりました。

お寿司や刺身など、和食料理と相性が良いと思います。生産本数600本

 

 

2020

Merlot & Cabernet Franc  「秋」相対性 2020 MrCF-0002

前半の梅雨時期、明け後6~8月上旬までの雨が多く熟すのが遅れましたが、9月からは天候も回復し、晩熟品種のメルロー、カベルネ・フランはとても品質の良い葡萄を収穫することが出来ました。

メルロー、カベルネ・フラン(全房発酵)ともに自然発酵させ、12ヶ月の樽熟成(新樽比率60%)を行い、7か月瓶熟成後のリリースとなります。

カシス、ドライプルーン、キャラメルなどの香りに、果実味と樽由来の香ばしい味わい、優しい口当たりの辛口赤ワインとなりました。

メルロー(93%)、カベルネ・フラン(7%)。抜栓2~3日後がオススメです。

スパイスを効かせた牛肉ステーキや煮込み、蒲焼などとも相性が良いとおもいます。生産本数:1,033本

 

Chardonnay「夏」Transformationトランスフォーメーション 2020 Ch-0002

2020年のシャルドネはこれまでの仕込みを180度変更し、赤仕込み(皮と種を一緒に発酵)させたオレンジワインとなりました。シャルドネに関しては、もっと飲み応えのある濃厚な白ワインにしたい!と考えており、今回初めてチャレンジしました。狙い通り濃厚でリンゴ蜜のようなニュアンスに、渋みや苦みも若干あるしっかりとした味わいになりましたが、醸しの影響だと思いますが、香りは少々物足りなく感じます。赤仕込みに加え、自然発酵、MLF(乳酸発酵)、古樽にて12ヶ月の熟成をおこないました。

魚介のエスカベッシュ(南蛮漬け)や鳥ささみポン酢、甘酸っぱい中華などと相性が良いようにおもいます。生産本数:593本

 

Riesling「秋」 Hommageオマージュ 2020 Ri-0002

2020年、初収穫のリースリング100%。晩熟系品種の為、霜が降り葉が落ちるまで収穫を引っ張り、ギリギリの11/4に収穫しました。黄金色になるほど熟度が上がり、貴腐ぶどうもちらほら散見していました。2日間の低温浸漬をし、初めての仕込だったので選抜酵母を使用し、ステンレスタンクで発酵しました。MLF(乳酸発酵)後、ステンレス樽とタンクで10か月熟成し、7か月の瓶熟をさせ品種アロマを引き出しました。

柑橘、オレンジの花の香りに、濃密な白桃、旨味と酸味のしっかりした辛口白ワインに仕上がりました。

山菜や白身魚のてんぷら(レモン)や海老とアボカドサラダなどと相性が良いように思います。生産本数449本

 

 

Pinot Noir 「秋」 十飲十色 2020   PN-0002

7月の梅雨時期まで雨が多く、日照不足でしたが、8月から一転して好天に恵まれピノ・ノワールは、品質と収穫量もとても良い葡萄を収穫する事が出来ました。この年は一週間低温浸漬(5℃)し、全房で自然発酵させました。フレンチオーク古樽で12ヶ月熟成し、酸化防止剤は瓶詰前に少量のみで仕込みました。

紅茶や枯葉、茸のニュアンスに、さくらんぼ等の赤系果実の香りに、旨味を感じる辛口赤ワインとなっております。赤ワインですが繊細な味わいですので、ガッツリ系がお好きな方にはあまりお勧め出来ません(笑)ピノ・ノワール100%

揚げ出し豆腐甘辛きのこ餡かけや、ささ身の大葉梅揚げなど相性が良いです。生産本数277本

 

 

Probability「プロバビリティ」 2020 MrCf.A-00202pro

2020年は、前半梅雨時期に雨が多く日照不足、実ベトに悩まされましたが、8月後半からは天候に恵まれ、品質の良い葡萄を収穫する事が出来ました。

自然発酵したメルロー、カベルネ・フラン(こちらは全房)、マスカット・ベーリーAをアサンブラージュしました。アメリカンオーク古樽で12ヶ月熟成し、酸化防止剤無添加で瓶詰しました。ブラックベリーやカシス、すみれ、ほのかにバニラの甘やかな香りに、優しい口当たりの辛口赤ワインとなっております。        メルロー(47%)カベルネ・フラン(38%)マスカット・ベーリーA(15%)牛肉のステーキや赤ワイン煮込みなどと相性が良いと思います。生産本数86本

こちらはDM会員様限定販売となります。

 

 

Pinot Noir & Muscat Bailey A「夏」Danse des lucioles  ~ほたるの舞~ 2020  PN.A-00202

2020年は8~9月の好天もあり、ピノ・ノワールは収穫量も多くとても品質の良い葡萄が収穫出来ました。一樽はピノ100%で仕込みました、来春(2022年)リリース予定です。

Danse des lucioles ~ほたるの舞~ は、小松孔明氏のマスカット・ベーリーAとアサンブラージュしました。ピノはこの年初めて全房で自然発酵させてみました。マスカット・ベーリーAも自然発酵。赤系果実に紅茶のニュアンス、色んなキャンディを口一杯に頬張ったような、甘やかな味わい。余韻の長いミディアムボディの辛口赤ワインとなりました。

古樽にて12ヶ月熟成。ピノ・ノワール(53%)マスカット・ベーリーA(47%)         生産本数280本

 

 

Domaine Niagara「冬」樽熟ナイア シンア 2020 D.Na-0002

ナイアガラ4姉弟の末っ子長男。やんちゃでわがまま、姉の言うことを聞かず我が道を行くタイプ。微かに覗かせるスケール感に両親は期待している。

塩尻市北小野産の自園ナイアガラ100%。赤仕込み(皮と種を一緒に発酵)、2020年は自然発酵させ、より北小野の個性を追求しました。MLF(乳酸発酵)後、フレンチオーク古樽にて9ヶ月熟成させました。酸化防止剤は瓶詰前に少量添加したのみです。抜栓直後はメロンやマルメロなどの香りが感じられ、徐々にナイアガラの甘い香りがします。少し酸味が強いので、半年~1年位瓶熟して頂けると落ち着いてくるかと思います。

自園ナイアガラ100%、フレンチオーク古樽9ヶ月熟成。

カレイの煮つけ、サバの味噌煮など鮮魚の煮付けなどと相性が良いと思います。生産本数462本(375mlハーフボトル)

 

Charner  「シャルナー」2020 ChKr-0002

[お詫び]昨年のリリース時にシャルナーの生産は今年が最後になると思います、とお伝えしましたが、今年も作ってしまいましたm(. .)m というのも2020年からリースリングが初収穫出来る予定で、ケルナーはリースリングとアサンブラージュする予定でした。が、8~10月の天候が良すぎてリースリングの品質があまりにも最高でしたので、リースリング100%で作りたくなった為です。申し訳ございません。

2020年のシャルナーは自園シャルドネ(79%)、自園ケルナー(21%)。シャルドネは初めて赤仕込み(皮と種も一緒に発酵)し果実味とボリューム感を追求しました。そこに23度まで糖度の上がった完熟のケルナーをアサンブラージュ、古樽で3ヶ月熟成しました。昨年よりも樽香は控えめです。MLF(乳酸発酵)後直ぐに瓶詰でしたので、若干ガスを含みピリッとすると思います。生産本数294本

 

Muscat Bailey A「春」Butterfly effect   2020  MBA-0202

ワイナリーを始める前から、マスカット・ベーリーAはロゼ向きの品種だと考え、初年度から本格的なロゼワインを目指してきましたが、一昨年山梨のカリスマ醸造家のMBA赤ワインを飲む機会があり、こんな風に出来るんだ!と衝撃を受け、2020年初めてMBAで赤ワインを作ってみました。「信州塩尻コマツファーム」果樹栽培家の小松孔明氏栽培葡萄100%使用。

除梗後(1割梗入り)、自然発酵し、MLF後(乳酸発酵)、複雑さを出したくて新樽に1か月。その後ステンレスタンクで3ヶ月感熟成しました。酸化防止剤は瓶詰前に極少量のみです。

温度帯により、ブラックベリー、カカオ、珈琲、甘草やシダ植物など様々な香りが楽しめます。酸が若干高めですが、MBAとしては飲み応えのある辛口赤ワインとなりました。抜栓後2~3日目がオススメです。生産本数480本

 

Merlot & Bailey A.Rose「春」春よ・・ 2020  Mr.A-00202

2020年は昨年まで作っていたMBAロゼ「さくら」とは作り方を変え、メルローを半分アサンブラージュしました。果汁を自然発酵させ、MLF(乳酸発酵)後に2か月間古樽にて熟成させました。

赤系の果実感、メルローを入れた事によりマスカット・ベーリーAの甘い香りが抑えられ、ボリューム感ある飲み応えの辛口ロゼワインとなりました。ロゼというより薄めの赤ワイン位の色合いです。

自園メルロー(54%)、小松孔明氏栽培のマスカット・ベーリーA(46%)。生産本数294本

 

Niagara「冬」ぽのか  2020   NaP-02302

ナイアガラ4姉弟「ほのか」の双子の妹。自由奔放、好き勝手に行動する性格。時より見せる上目遣いで甘える姿に父はメロメロ。

果樹栽培家・小松孔明氏とJA塩尻さんからの高品質なナイアガラを使用しております。全く同じナイアガラをフリーランとプレスランに分け、こちらはメンブランプレスによりゆっくりと圧をかけ、様々な要素が抽出されたプレスランのみを使用しました。あまり手をかけないよう温度も自然に任せ、自由に仕込んだ甘口白ワイン、双子の姉「ほのか」と飲み比べてみて下さい!生産本数515本

 

Niagara「冬」ほのか  2020   NaF-02302

ナイアガラ4姉弟の次女。「ぽのか」の姉。着物がピッタリの和風美人、甘え上手で気立てが良く誰からも好かれる人気者。

果樹栽培家・小松孔明氏とJA塩尻さんからの高品質な葡萄を使用しております。全く同じナイアガラをフリーランとプレスランに分け、こちらは綺麗なフリーランのみを使用しました。温度を管理(低温12℃位)し、丁寧に丁寧に育てた箱入り娘です。ほのかな甘みの白ワイン、双子の妹「ぽのか」と飲み比べてみて下さい!生産本数866本

 

Extra Dry Niagara「冬」キリリ  2020   HNa-0202

ナイアガラ4姉弟の長女。端正な顔立ち、曲がった事が大嫌いな真面目で凛とした性格。

果樹栽培家・小松孔明氏が育てた葡萄を100%使用。早摘みする事でナイアガラ特有のフォキシーフレーバーが出て来る前に収穫し、低温発酵(12℃位)により華やかな香りを引き出しました。2020年は8~9月が晴天だった為、昨年より酸味が穏やかな辛口白ワインに仕上がりました。ナイアガラですが、柑橘系の香りやパイン、洋梨のニュアンスも感じらます。軽い味わいですので、魚介系のサラダ、和食の刺身や寿司など様々な料理に合わせやすいワインです。生産本数617本

2019

 

Merlot & Cabernet Franc  「秋」木洩れ日 2019 MrCf-0001

2019年は長梅雨と日照不足、10月の収穫時期も雨が多く難しい年で、収穫を11/1まで引っ張りましたが、完熟には至りませんでした。その為、醸造面では無補糖、自然発酵、優しく抽出し、酸化防止剤もビン詰前に少量のみにしました。

ブラックベリー、カシス、すみれ、甘草、森林など複雑な香り。口当たりは柔らかな辛口赤ワインです。2,3日かけて飲んで頂けると、様々な風味が楽しめます。

フレンチオーク新樽(比率100%)にて12ヶ月熟成。メルロー(81%)カベルネ・フラン(19%) 生産本数282本

牛肉のステーキ、甘辛ソースの豚ソテーなどと相性が良いと思います。

 

Chardonnay「夏」イノセンス 2019 Ch-0001

2019年は6~7月の梅雨が長く、雨の多い年でした。9月は低降水量で持ち直しましたが、一転して10月も雨が多く、日照不足となった為、収穫時期を10/15まで引っ張りました。醸造面では、2018年のような濃厚さは追求できないだろうと考え、酸化防止剤を極力減らし、抽出の穏やかなフレンチオーク新樽にて12ヶ月熟成させました。香りはドライアプリコットや熟したパイナップル、シダ植物や薬草などすでに熟成香が感じられます。温度が上がるとオークやトーストなど樽香が仄かに感じられます。2~3日かけて飲んで頂けますとより楽しめると思います。

フレンチオーク新樽100%、12ヶ月熟成。自園シャルドネ100%。

魚の南蛮漬けや、脂の乗った鮮魚の塩焼きなどと相性が良いと思います。生産本数284本

 

 

Pinot Noir & Muscat Bailey A「夏」薄幸の美少女 2019   PN.A-00201

悲劇のヒロイン・・。2019年は長梅雨、日照不足、更に病果の選果により収量も少なく、ピノ・ノワールにとっては難しい年でした。その為醸造方法を見直し、1/3を全房(梗付き)、無補糖で自然発酵させ、マスカット・ベーリーAをブレンドし複雑な香りと味わいを追求しました。2020年10月26日瓶詰めの為、出来ましたら半年~1年ほど瓶熟して頂けると、ストロベリーやフランボワーズなどの赤系果実の香りに、茸や森、枯れ葉や紅茶などの香りが広がります。飲み口はミディアムボディですが、酸味、甘味、旨味のバランスがとれた辛口赤ワインとなっております。抜栓後2~3日かけてお飲み頂けましたら、徐々に魅惑的な香りが開きます。古樽にて12ヶ月熟成。        ピノ・ノワール(80%)マスカット・ベーリーA(20%)。生産本数294本

Merlot & Cabernet Franc  「夏」彼は誰時 2019 MrCF-0001

「かはたれどき」明け方、まだ彼の顔が見えないほど薄暗い時間帯。先が見えるようで見えない・・。2019年は前半から長梅雨と日照不足、10月の収穫時期も雨が多く非常に難しい年でした。10/23と11/1のギリギリまで引っ張り2回に分けて収穫しましたが、完熟には達しませんでした。その分醸造では、無補糖、自然発酵、酸化防止剤も少量とし複雑さを追求し、アメリカンオークの新樽(66%)で8か月熟成させました。若干酸味が立ちますが、青っぽさがマスキングされ果実感と樽の香ばしい香りが調和したバランスの良い辛口赤ワインに仕上がっております。メルロー(81%)カベルネ・フラン(19%)。生産本数580本

 

 

Mr.Charner  「Mr.シャルナー」2019 Mr.ChKr-0001

塩尻市北小野産、自園収穫のカーテン仕立てシャルドネ、ケルナー、メルロー・ブランをアサンブラージュした、北小野ブランです。シャルドネの50%とケルナーをホールバンチ(梗付で房のまま)でプレスし、無補糖、選抜酵母で発酵させました。MLF(乳酸発酵)後2019年は古樽で8か月熟成させました。抜栓直後は樽香が先に出ますが、2,3日経つとシャルドネのボリューム感とケルナーの穏やかな果実味が感じられます。2~3日かけてゆっくり飲んで頂けると幸いです。シャルドネ(79%) ケルナー(11%) メルロー・ブラン(10%)。生産本数285本

 

 

Domaine Niagara「冬」樽熟シンア2019 D.Na-0001

ナイアガラ3姉弟の末っ子長男。やんちゃでわがまま、姉の言う事を聞かず我が道を行くタイプ。微かに覗かせるスケール感に両親は期待している。

塩尻市北小野産の自園ナイアガラを、赤仕込み(皮と種を一緒に発酵)、MLF(乳酸発酵)後フレンチオーク古樽で9か月熟成させました。2018年オレンジワイン「シンア」の酸味渋み苦みなどの様々な葡萄の要素に、優しい樽香が複雑さを与えた飲み応えのある新・ナイアです。

2月にワインジャーナリストの鹿取みゆきさんにもテイスティングして頂き「面白い!」と好評価を頂きました!生産本数311本(375mlハーフボトル)

 

 

Shiojiri pourpre「春」ひまわり 2019  Mr.MBA-00201

2019年は前半の日照不足、ちゃんとした梅雨空で葡萄の熟度がなかなか上がりませんでした。一転して9月は過去最高の低降水量を叩き出し、10月はまたまた一転して雨の多いという3年目にしてとても難しい年となりました。更におそらくハクビシンによる食害(100~150㎏も‥)に見舞われ、収量が激減しました(泣)落ち込んでも仕方ないので、昨年1樽だけ試作した、無補糖、無補酸、自然発酵、酸化防止剤も瓶詰前に少しだけというチャレンジングな醸造で高抽出を避け、ブドウ本来の味わいを追求しました。ボリューム感はありませんが果実味満載で引っ掛かりがなくスルスル飲める辛口赤ワインに仕上がりました。10/23収穫の自園メルロー84%、10/14収穫の小松農園マスカット・ベーリーA16%。古樽熟成3ヶ月。生産本数292本

塩尻プルプル「ひまわり」’19

 

 

Muscat Bailey A.Rose「春」さくら 2019  MBA-0201

塩尻「考える農業学習塾」の仲間で果樹農家の小松孔明氏栽培の葡萄(マスカット・ベーリーA)を使用。2019年(令和1年)10/14収穫。前半から天候があまりよくなく9月に何とか持ち直しましたが、10月も雨の多い年で糖度がなかなか上がりませんでした。そのため24時間低温浸漬をし、果皮からじっくりと抽出をさせて、ベーリーAの特徴を引き出し、50%を古樽にて熟成させる事で複雑さを追求しました。無清澄、無濾過のため透明度はありませんが、その分しっかりとした味わいと甘やかなベリー香の辛口ロゼワインに仕上がっています。トマト系の料理と相性が良いと思います。生産本数651本

マスカット・ベーリーA「さくら」’19

 

 

Merlot.Blanc「プロトタイプ」ルローブ 2019  Mr.B-0001pro

赤ワイン用品種のメルローを使用した白ワイン。ヴェレゾン(葡萄の着初期)も終盤に差し掛かる9月中旬には、除葉と共に房の肩と3番目の房を落とす作業をします。落とされる大量の葡萄を見ていた時・・これで白ワインが出来ないだろうか?と考え、色が出ないように収穫後すぐに搾汁し、白ワインと同じように果汁を発酵させ、とにかく作ってみました。無清澄、無濾過で瓶詰したので透明度はありません。メルローの早摘ワインですので、未熟香である青っぽい香りがありますが、果実感としっかりとした酸のある辛口白ワインとなりました。食中として様々な料理と合わせて頂けます。メルローの白ワインですので、お間違いないようお願い致します!生産本数129本

メルロー・ブラン「ルローブ」’19

 

 

Niagara「冬」ほのか 2019  Na-0101

ナイアガラ3姉弟の次女。着物がぴったりの和風美人、気立てが良く誰からも好かれる人気者。低温(12℃位)発酵により、ナイアガラの華やかな香りを引き出し、やや甘さを残すことでワインを飲みなれない方でも飲みやすい、やや甘口白ワインです。ナイアガラにとっては難しい年でしたが、「ほのか」は酸味がしっかり残り華やかな香りと、甘みを感じるバランスの取れた軽やかな仕上がりになりました。にんにくを使った料理、アヒージョや山賊焼き、空揚げ等の揚げ物とも相性が良いと思います。生産本数781本

ナイアガラ「冬」’19ほのか

 

 

Extra Dry Niagara「冬」キリリ 2019  HNa-0101

ナイアガラ3姉弟の長女。端正な顔立ちのハーフ、曲がった事が大嫌いな真面目で凛とした性格。早摘みしたナイアガラを使い低温(12℃位)で発酵し、独特なフォックスフレーバーを抑え酸味のキリリッと効いた辛口白ワインです。2019年は昨年とは打って変わって、前半しっかりと梅雨空が続き、7月まで低温と日照不足、収穫時期になってもなかなか糖度が上がらず、酸が落ちませんでした。ナイアガラにとっては難しい年となりました。酸味がしっかりしているので食事と合わせやすく、寿司や刺身、カルパッチョや魚介系のサラダ等と相性が良いと思います。生産本数812本

エクストラ・ドライナイアガラ「冬」’19キリリ



2018

Merlot & Cabernet Franc「邦」キュベ・クニコ 2018

初リリースとなる、famille series(家族シリーズ)。今回は実母の名(邦子)を冠した、いにしぇの里葡萄酒のフラグシップワイン。

2018年は前半から好天の日が多く、収穫時期の10月も天気に恵まれ、最高の状態で収穫(10/21、10/31の2日間)出来ました。糖度23.42まで上がり、「北小野」地区でも天候次第でボルドー系品種の可能性を感じる事が出来た年でした。1/3を初めて酸化防止剤無添加、自然発酵で仕込。MLF後、一年古樽のフレンチオークと新樽のアメリカンオークで1年間樽熟成。1年半の瓶熟成を経て2021年6月リリース。凝縮度の高い黒系果実の香り、エスプレッソやスパイスを感じ、口に含むと繊細なタンニンと甘み酸味のバランスがとれた、フルボディの辛口赤ワインとなっております。オリがあります。品質には全く問題はありませんが、オリが舞うと香りが立ち難かったり、雑味を感じる事があります。出来れば飲む2週間程前にボトルを立てて静置し、上澄みを大きめのグラス又はデキャンターに移し替えて頂きますと、より美味しく召し上がって頂けます。生産本数1,012本

 

Pinot Noir「夏」Libra 2018  PN-0030

均衡と調和。塩尻市北小野産ピノ・ノワール100%。「いにしぇの里葡萄酒」が一番最初に栽培を始めた、思い入れの多い品種です。密粒タイプで皮が薄く雨が多いと玉割れが起き、病気にかかりやすい難しい葡萄の為、なかなか生産量が上がりません(泣)  2018年は9月に強力な台風が直撃し、雨が多く早熟系のピノには厳しい年でした。その為優しめの抽出を心掛け、古樽にて1年間熟成させ樽香も控えめにしてあります。いちごやフランボワーズの赤果実の香りに仄かに樽の香ばしい香りのするミディアムボディの辛口赤ワインに仕上がっています。2019/10/10瓶詰の為まだ個々の要素がバラバラですので、半年~1年位瓶熟して頂けると徐々に馴染んでくると思います。甘辛ダレの焼き鳥や照り焼き等と相性が良いと思います。生産本数307本

ピノ・ノワール「Libra」’18

 

 

Charner  シャルナー「プロトタイプ」 2018  ChKr-0030pro

2018年9月26日自園のケルナーとGWC(ジェノヴァダブルカーテン)棚仕立てのシャルドネを収穫しました。シャルドネは少し早かったのですが、ケルナーは糖度22度を超え年前半からの猛暑も手伝ってとても良い葡萄が収穫出来ました。量が少なかった事もあり手除梗しながら選果、混醸。低温(15℃)発酵、MLF(乳酸発酵)を行い20L斗瓶にて6か月熟成。今回はプロトタイプとして「冬春夏秋シリーズ」とは一線を画しオリジナルラベルとしてリリース。アルコール度数が高く、和柑橘系の香りを感じる日本酒のような味わいなので、刺身や寿司など和食との相性が良いです。生産本数69本

シャルナー’18

 

 

Merlot「夏」幻影 2018 Mr-0030

見えたようで消え、掴めたようで手の平からスルッと消えてなくなる幻。2018年は前半物凄い暑さでした。9月の一か月間は台風と雨が多かったですが、10月に回復して好天が続き、メルローにとってはとても良い気候でした。10/21に沢山の方々に参加して頂き収穫しました。昨年の反省を生かし、酸化防止剤は極少量の添加とし少しづつ酸素を含ませながらゆっくりと2週間かけて発酵。MLF後(乳酸発酵)に古樽にて7か月熟成。微かな樽香と熟した黒系果実、胡椒などのスパイスの香り。酸味と甘み、タンニンのバランスの取れた果実味豊かな辛口赤ワインとなりました。2018年セカンドラベル。今回は少量の瓶詰とし、残り3.5樽分は2020年夏リリース予定です。赤身肉のステーキやラム肉、レバーや甘辛たれの焼き鳥などと相性が良いと思います。生産本数157本

メルロー’18幻影

 

 

Chardonnay「夏」インスパイア 2018 Ch-0030

昨年のシャルドネからフルモデルチェンジ、コンセプトを一新し濃厚で穏やかな酸味と旨味、華やかな樽香と果実味を感じる辛口白ワインとなりました。シャルドネの優良クローン277がMaxで収穫出来るようになり、天候にもよりますが北小野の地でもとても濃厚なシャルドネが栽培出来ることが分かりました。10/9収穫、果汁調整などはせずフリーとプレス果汁をそのまま、ボリューム感と濃厚さ複雑さを出す為、20℃前後の少し高めで発酵。MLF後、新樽にて8か月熟成。抜栓直後は樽香が強くでますが、デキャンタして頂くか、少し瓶熟して頂けますと、果実味と調和して素晴らしい香味に変化してきます。ワインだけでも楽しんで頂けますが、皮目をバターで焼いた魚のムニエルや、ブールブランなどの濃厚なソースの魚介料理と合わせやすいと思います。生産本数580本

シャルドネ「夏」’18インスパイア

 

 

Mascat Berry A.Rose「春」さくら 2018 MBA-0230

塩尻「考える農業学習塾」の仲間で、果樹農家の小松孔明氏栽培のマスカット・ベーリーAを使用。2018年(平成30年)10/16収穫。とても品質の良い葡萄だった為、この年は20時間の低温浸漬とMLF(乳酸発酵)を行い、鋭い酸を抑え厚みとボリューム感を重視した造りにしました。綿菓子のような甘やかな香りとイチゴなどの赤いベリー系の華やかな香り、飲み応えのある辛口ロゼワインとなりました。食前酒としてワインだけでもいいですが、トマトを使った料理に合わせて頂いても楽しめると思います。生産本数556本

マスカット・ベーリーA’18さくら

 

 

Domaine Niagara「冬」シンア 2018

「シンア」ナイアガラ3姉弟の末っ子長男。やんちゃでわがまま、姉達の言う事を聞かず我が道を行くタイプ。微かに覗かせるスケール感に両親は期待している?!塩尻市北小野産の自園ナイアガラを使用。GDC(ジェノヴァダブルカーテン)仕立て。猛暑も手伝って標高の高い北小野でもとても良い葡萄を収穫する事が出来ました。北小野ナイアの全てをワインに溶け込ませたいと考え、白葡萄ですが赤仕込(皮と種を一緒に発酵)をし、皮や種の香りや渋みも全て抽出した辛口オレンジワインに仕上げました。生産本数225本

自園ナイアガラ「冬」シンア’18

 

 

Niagara「冬」ほのか 2018

「ほのか」ナイアガラ3姉弟の次女。着物がぴったりな和風美人。甘え上手で気立てが良く、誰からも好かれる人気者。ベリービーズワイナリー代表川上氏栽培のナイアガラを使用。低温(17℃)にて約3週間ゆっくりと発酵させました。2018年は前半の猛暑で糖度は一気に上がりましたが、同時に酸の落ちが早かった為、補酸の代わりに「キリリ」と約3:1の割合でアサンブラージュしました。甘いナイアガラの香りにほのかな酸味を感じる甘口白ワインとなりました。生産本数901本

ナイアガラ「冬」ほのか’18

 

 

Extra Dry Niagara「冬」キリリ 2018

「キリリ」ナイアガラ3姉弟の長女。端正な顔立ちのハーフ、曲がった事が大嫌いな真面目で凛とした性格。塩尻ワイン大学の仲間、契約農家川上氏(ベリービーズワイナリー代表)の葡萄とワイン大学講師高橋千秋女史考案の早摘みナイアガラを使った醸造方法で、いにしぇの里葡萄酒醸造のコラボワイン。早摘みナイアを低温で発酵させ、独特なフォックスフレーバーを抑え料理にも合わせやすい辛口白ワイン。2018年は猛暑で酸の落ちが早かった為、穏やかな酸と華やかな香りのとても親しみやすいワインとなりました。生産本数514本

エクストラ・ドライナイアガラ「冬」キリリ’18

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2017

2017年6月30日。「いにしぇの里葡萄酒」として果実酒製造免許取得しました。初めて自社での醸造は解らない事だらけで、パニック状態でした(苦)それでも塩尻ワイン大学の仲間や塩尻の老舗ワイナリーさんにもお手伝い頂きなんとかスタートを切る事が出来ました。

 

 

Merlot「秋」北小野 2017  MR-0029

「冬春夏秋シリーズ」のトップキュベ。2019年4月リリース。17年は10月に2度の台風直撃を受け、収穫時期に雨が多く難しい年でしたが、葡萄の状態を見ながらギリギリの11月1日まで収穫を引っ張り、糖度、酸度、熟度ともとても品質の良いメルローが収穫出来ました。新樽比率90%で12ヶ月じっくりと熟成させ4か月の瓶熟をしました。豊かな果実味と新樽由来のエスプレッソなどの香ばしい香りを纏ったエレガントな辛口赤ワインとなりました。生産本数652本

メルロー「秋」北小野’17

 

 

Pinot Noir「夏」深呼吸 2017

「深呼吸(byハナレグミ)」始まりと結び。2006年塩尻市北小野に初めてピノ・ノワールの苗木を植えました。いにしぇの里葡萄酒は全てこの葡萄品種から始まりました。実らない葡萄何百本も樹を枯らしては植替えを繰り返し、2017年漸く自らの手でワインにする事が出来ました。10月2日収穫。摘粒を徹底的に行い病果も殆ど無く最高の状態で収穫する事が出来ました。10ケ月の新樽(75%)熟成。ホリエモンこと堀江貴文さんが「日本で一番旨いピノ!」と絶賛した辛口赤ワイン。生産本数199本

ピノ・ノワール’17深呼吸

 

 

Merlot「夏」オールドルーキー 2017

3年目自園収穫メルローの初自社醸造ワイン。39歳からのワイナリー事業、北小野で葡萄栽培が出来るのか?メルローという品種は合っているのか?継続していける事業なのか?走り続けるより、走り始め続ける事。人生折り返し地点、幼子を育てながら「オールドルーキー(by竹原ピストル)」の挑戦。3000円のワインを買って頂く事が如何に難しいか・・。いにしぇの里葡萄酒の試金石となるワインでした。北小野産メルロー100%新樽とステンレスタンクで7か月熟成させました。熟した黒果実と控えめな樽香、酸のしっかり残るバランスの良い辛口赤ワインとなりました。生産本数1,167本

メルロー「夏」オールドルーキー’17

 

 

Chardonnay「春」馥郁 2017

初めて自社で醸造した自園のシャルドネ。収穫量はまずまずだったのですが、除梗破砕中にホースが大暴れし1/3が消失・・(泣)散々な結果の年でした。葡萄自体は悪くなかったのですが、酸がなかなか落ちず少々酸味の強い辛口白ワインとなりました。新樽50%とステンレス50%をアサンブラージュしてあります。生産本数163本

シャルドネ「春」馥郁’17

 

 

Merlot「春」乾坤一擲 2017

自園メルローの初醸造ワイン。塩尻ワインフェスタとイベント用、会員様限定の同じ畑のメルローを使用した作り手違いのワイン用に少量だけ生産しました。2017年10月22日、日本列島を台風が直撃した日、沢山の方に大雨の中収穫して頂き、いにしぇの里で初めて醸造した北小野産メルロー100%のワインです。収穫日は雨でしたが、9月好天が続いた為熟度はとても高く病果も無くとても良い葡萄が収穫出来ました。仕込はまずは基本に忠実に綺麗に作りました。新樽30%、ステンレス70%をアサンブラージュ。デキャンターすると徐々に開いてきましたので、抜栓後1~2日経つと果実味の中に樽香を感じられると思います。温度もやや高めの18℃位が良い感じです。生産本数81本

メルロー「春」乾坤一擲’17

 

 

Mascat Berry A Rose「春」さくらさくら 2017

塩尻考える農業学習塾の仲間で、小松孔明氏栽培のマスカット・ベーリーAを使用。以前からMBAはロゼにした方が品種の特性を表現出来るのではないかと考えていました。20時間の低温浸漬により葡萄の個性を引き出し、綿あめのような甘い香りとすっきりとした酸味の辛口ロゼワインに仕上げました。生産本数416本

 

Domine Niagara「冬」シン・ナイア 2017

初収穫の自園ナイアガラを使用。標高の高さからくる寒暖差により、酸が残り甘さがあってもスッキリとした味わいの甘口白ワインを目指しました。「新」「信」「真」「深」「心」を感じるナイアガラというコンセプトでシン・ナイアと名付けました。生産本数70本

ドメーヌ・ナイアガラ「冬」シン・ナイア’17

 

 

Niagara「冬」ほのか 2017

契約農家川上氏(ベリービーズワイナリー)栽培の上質なナイアガラだけを使用し、丁寧に除梗破砕。緑色の綺麗な果汁を搾り、低温で発酵させ華やかなナイアガラの香りを引き出しました。花の香りや少し薬草のようなニュアンスも感じられる、甘口白ワインです。ナイアガラのワインは絶対に甘口が正解!と考えている醸造家、渾身の作品です。ワイン初心者や女性に人気です。生産本数623本

ナイアガラ「冬」ほのか’17

 

 

Extra Dry Niagara「冬」キリリ 2017

2017年6月自社ワイナリーを立ち上げ、初めて自社で醸造しました。契約農家川上氏(ベリービーズワイナリー)の早摘みナイアガラを使用し、低温発酵で華やかな香りを引き出し、ナイアガラ独特のフォックスフレーバーを抑えるように作りました。ナイアガラの香りは料理の邪魔になるという今までの常識を覆す辛口の白ワインです。生産本数236本

エクストラ・ドライ・ナイアガラ「冬」キリリ’17

ドンペリより美味しい1830円のワイン「ロゼ・スパークリング」!!

2016

2016年この年が最後の委託醸造となりました。新しく栃木県のワイナリーさんにもお願いして、ワインにして頂きました。その後、醸造免許を取得して未納税移入の手続きなど、解らないことだらけでCfaバックヤードワイナリーさんとVOTANO Wineさんにはとてもお世話になりました。

Merlot「春」2016  (Cfaバックヤードワイナリー委託醸造)

自社畑で収穫出来た初めてのメルロー。朝暗いうちから収穫して、栃木県のCfaバックヤードワイナリーさんまで車で運び込み委託醸造して頂きました。移動など色々大変でしたが、初の自社メルローだったので、充実感と感動で一杯でした。醸造はCfaさんに完全にお任せする形でしたので、ノンバリックで果実感を前面に押し出した優しい味わいのメルローになりました。生産本数250本

メルロー「春」2016(委託醸造品)

 

 

Chardonnay「春」2016  (Cfaバックヤードワイナリー委託醸造)

3年目、初めてシャルドネを栃木のCfaバックヤードワイナリーさんに委託醸造して頂きました。委託の関係で収穫日が早く、軽めでスッキリした味わいのシャルドネとなりました。朝暗いうちから収穫し、栃木まで運ぶのはなかなか大変でしたがとても良い経験になりました。生産本数101本

シャルドネ2016(委託醸造品)

 

 

Merlot「春」2016(VOTANO Wine委託醸造)

2016年、自社畑のメルローを初めてVOTANOワイナリーさんで委託醸造して頂きました。3年目の葡萄の樹なので、まだ若々しく優しい味わいとなりましたが、感動的な自社メルローの初ヴィンテージとなりました。生産本数143本

メルロー「春」2016(委託醸造品)

 

 

Pinot Noir「春」2016  (VOTANO Wine委託醸造)

3回目の委託醸造ワイン。この年は9月、10月の天候が不順でなかなか糖度が上がらず葡萄栽培にとっては難しいとしでした。ピノ・ノワールは水分過多で内部破壊が多く、選果をしながらの大変な収穫になりました。VOTANOワイナリーさん委託醸造品。生産本数156本。現在のラベル原型が完成。

ピノ・ノワール2016(委託醸造品)

2015

2015年、2回目の委託醸造。VOTANOさんにお願いしてワインにして頂きました。この年までは販売免許も醸造免許もなかったので、自分の店(BrasserieのでVin)のみで提供していました。

Pinot Noir「冬」2015(VOTANO Wine委託醸造)

委託醸造2年目。’14年の収穫量があまりにも少なかったので、収量を増やしたくて房数を増やしてしまったら、当然ながら品質が落ちてしまった’15年度・・。同じ葡萄の本数から1.5倍位収穫してみました。VOTANOワイナリーさん委託醸造ピノ・ノワール。生産本数100本。’14年からアップグレードした幻の’15ラベル(笑)

ピノ・ノワール’15(委託醸造品)

2014

葡萄栽培自体は2006年から初めていましたが、手入れが行き届かず、害虫にやられ・・、病気にやられ・・漸く収穫が出来たのが2014年。研修させて頂いてたVOTANO Wineさんに初めて委託醸造をして頂いて出来た自社葡萄初のワインです。

Pinot Noir「冬」2014(VOTANO Wine委託醸造)

2014年自分が栽培したピノ・ノワールを、VOTANOワイナリーさんにて委託醸造をして頂き、初めて自分のワインを作りました。生産本数70本。VOTANOさんの畑から拾ってきたピノ・ノワールの剪定枝を、デザイナーでもある家内にお願いして作成した幻の初期ラベルです(笑)

ピノ・ノワール’14(初委託醸造品)

 



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