いにしぇの里葡萄酒

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いにしぇの里葡萄酒

稲垣(旧姓:古田)雅洋

私、稲垣(旧姓:古田)雅洋の生まれ育った塩尻市北小野は、古(いにしえ)の頃から「憑(たのめ)の里」と呼ばれ、7年に一度の御柱大祭で有名な諏訪大社一ノ宮に次ぐ二ノ宮小野神社、矢彦神社を中心に歴史と伝統のある地区です。諸説ありますが「たのめ」とは田が実るから派生し豊穣の里と言われてきました。一昔前には生糸の生産で一面の桑畑、その後高原野菜のレタス栽培が盛んになりましたが、現在では高齢化と農業の担い手不足により田畑をやる人が年々減っています。時代の流れでこれは仕方ない事だと思っていましたが、あるヴィニュロン(葡萄栽培と醸造をする人)との出会いにより考えが変りました。塩尻にあるそのヴィニュロンの小さなワイナリーには全国から人が訪れます。思想、理念を持ち、葡萄栽培とワイン醸造に真摯に向き合い、高品質なワインを作ればこの山奥の小さな里にも人々が集い、全国から注目してもらえるようになるのではないかと考えるようになりました。言い伝えによれば、古(いにしえ)の縄文の頃から人々が住み、歴史、伝統、文化が脈々と結ばれてきた「たのめの里」。この地に新しく、葡萄そしてその土地の気候風土(テロワール)を反映するワインを根付かせ、後々の世まで栄えて欲しい。そしてフランス語で「イニシェ」は始まり「いにしぇの里葡萄酒」そんな思いを込めて名付けました。過去から現在、そして未来へ。現在(いま)が古(いにしえ)と呼ばれる時代(とき)まで結ばれる事を願いながら・・。

 

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