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すべては、一本のピノ・ノワールの木からはじまりました・・・
標高が高いが故に、芽吹き時期の遅霜や冬の寒さ(-20℃)の厳しさによる凍害などにより、果樹不毛地帯と言われ、葡萄はもちろん果樹栽培が全くされてきませんでした。しかし近年の温暖化により冬の寒さが和らぎ、葡萄の樹に藁や寒冷紗を巻くなどの保温対策をする事により葡萄栽培が可能になってきました。寒さに対応が出来ると、この標高の高さは武器になります。寒暖差が激しい事により葡萄が熟してもワインの品質に重要な酸が残り、シャープで骨格のあるエレガントなワインになります。
この他に、桔梗が原で「信州塩尻コマツファーム」を経営されている果樹栽培家:小松孔明氏の作る「ナイアガラ」 「マスカットベリーA」「ブラッククイーン」の3種類と、2018年塩尻市洗馬にベリービーズワイナリーを立ち上げた川上真潔氏の作る「ナイアガラ」を使わせて頂きながら年間約5,000~6,000本のワインを生産しています。